ゲーマーになれないゲーム好きの半生
周囲でゲームの思い出を書くのがにわかに流行りだしたので、私も便乗する。
とはいえ私のゲーム歴は浅い。子供の頃に触れたのはゲームボーイだった。ファミコンは実物を見たことがない。代わりにスーファミやサターンやドリキャスはある。あれ、セガ派でしたかね。
さて、私は漫画とゲームと共に育った子供だった。小学校に上がる頃には既にジャンプでひらがなとカタカナを覚えていた。どうやって読み方を覚えたのかは不明だ。
同様にゲームも気がつけば始めていた。まず姉が三人いて、それぞれにゲームボーイがあった。姉がポケモン赤緑をやっていたので私は青と黄色をやった。きょうだいの一番下はそういうものだ。
ゲームをやる家族が多いとどうなるか。
まず据え置きは遊べない。テレビを使う権利は回ってこない。なので必然的に携帯機に馴染みを持つ。
私がやっていたのはポケモンと牧場物語とドラクエモンスターズ、あとはペットを育てる系のゲームや釣りゲームだった。
転機は引っ越しによる各部屋の確保と、クリスマスにディスプレイつきのPS1を貰ったことだった。これによりテレビの競争がなくなったのだ。
念の為上げておくと、これです。
https://www.jp.playstation.com/psone/hardware/scph140.html
このPS1で何をやっていたか。
それは牧場物語ハーベストムーンである。勿論、今の私はこれの(正確には追加移植されたGBAミネラルタウンの)リメイクである再会のミネラルタウンも持っている。
GCでも牧場物語をやっていた。ここに加わったのがどうぶつの森とカービィのエアライドだ。そろそろ付き合いが20年になる幼馴染とやりつくした。
今のケモナーを育てたのは任天堂といっても過言ではない。
並行して遊んでいたのがPS2の戦国無双、そして戦国無双2だ。
まず私の人生はここで大きく影響された。運のいいことに前述の幼馴染が姉妹作である三國無双を持っていたので、関連書籍などを読ませてもらった。
ゲームで知り、漫画や小説を読み、さらにその元ネタとなった実際の歴史を学ぶ。
私の歴史クラスタへの道が開けた時代だった。
現在の自分に影響を与えたのはこれだけではない。
同時期、リビングには子供達の使えるノートPCが置いてあった。私はそれでMMOに初めて触れたのだ。ついでに言うと個人サイト制作のHTMLなどにも出会った。後者は仕事になりました。
ここでプレイした無料MMOは既にサービス終了済みなので特に言及しない。強いて言うならRO系だった。経験値テーブルがどんどんマゾくなって一ヶ月にいくらレベル上がるかな、くらいのやつだ。
大事なのはここでMMO、オンラインゲームへの耐性を手に入れたことだ。
アーケードゲームは音ゲー、ポップンミュージックを主にやっていた。中高生の頃である。音ゲーをやると肩こりが治るので今でもやりたいのだが、悲しいことに動体視力と反射神経が追いついてこない。
他には戦国大戦をプレイしていた。無双経由で戦国時代に興味を持っていたからだ。それも今ではネットワークサービスを終了してしまった。悲しい。
が、対人におけるハラスや盤面を見るRTSのスキルはここで育った。
音ゲーにハマったことでゲーム音楽に興味をもったり、音楽が良いからという理由でやったことのないジャンルに手を出すようになった。
その一つがシューティングだ。グルーヴコースターで音楽を知ってダライアスバーストに手を出した。PSP(幼馴染の友人が貸してくれた)とvitaのだけど。コンティニューしまくってクリアしました。
一方、戦国大戦は私の対人ゲームへの敷居を下げた。
そういう土壌が育った頃、巷ではwiiUの新TPSが流行っていた。スプラトゥーンだ。無双などゲームジャンルで繋がった人から面白いと聞き、本体ごと買った。これが私の最初の対戦シューターだった。
そして案の定ハマってしまい、選んだ道がボールドマーカーでのガチマッチだ。知らない人に説明すると射程ワースト2で、出た当時は弱いだの散々言われた近距離特化のブキだ。
これでガチマッチ最高ランクのS+……は一瞬だけ到達してすぐ負けて下がった……ので実質Sまでいった。このザマでS+到達と言うのは恥ずかしい。
対戦シューターを知った私は、スプラトゥーンを勧めた人が今度は公開βをしたFPSが面白いと言っていたので、そちらにも手を出すことにした。
そう。オーバーウォッチだ。
オーバーウォッチはFPS初心者でも出来る対戦ゲームだった。どちらかというとアクションに近いので、エイム力がないプレイヤーにも救済がある。
キャラによってはエイム力がないと人権もない。
洋ゲーとの邂逅も、これがほとんど初めてだった。他はせいぜいムラ経営SLG、Banishedしかやったことがない。
本題からそれるが、Banishedはシンプルかつシビアで面白いのでSLGが好きな方なら是非触れていただきたい。日本語化MODもあります。
話を戻そう。
洋ゲーや洋物っぽいゲームをやってこなかったので、オーバーウォッチのキャラクターは「顔が濃い」と感じた。こってりしている。何ならディズニーも見てこなかったので本当にこの手のデザインに慣れなかった。
それではここでオーバーウォッチを買って約3年になる現在の様子を見てみよう。

お前ガッツリ洋ゲーにはまっとるやんけ。
この間に何があったのかは過去記事で書いたのでそっちをご参照ください。
とにかくここにたどり着くまでには、色々なきっかけの積み重ねがあった。
幼少期のゲーム傾向からケモナーになった。戦国無双から歴史を調べ始めて、今も続いているコミュニティを得た。家にあったPCでMMOを知った。音ゲーからジャンルを好まずゲームをするようになった。
そして現在、海外のMMOにハマって英語を勉強している。私に独学のやり方を教えたのは、上にもある歴史ジャンルでの経験だ。
私にとってゲームと学びは結びついたもの、ほぼイコールの体験なのだ。
かといって別にゲーマー全てが何かに詳しいかといえばそうでもない。
更に言うと自分はゲーマーだと思っていない。クリアしたソフトもやり込んだソフトも少ないからだ。浅く広く、深く狭く、そのどちらでもなくて、やりたいと思ったものをやりたい範囲だけ遊ぶタイプだ。
私はゲーマーではない。ただ、ゲームも好きな知識オタクだ。
だからこそ(一部の人間にとっては)勉強の必要なゲームを臆せず選んでいける。英語が読めない、だから何だ。古文書を読むよりマシだろう。くずし字なんて文字の切れ目もわからない。翻刻(くずし字を活字に解読した文書)も誰にも正解が分からない。
対して英語は生きた話者が数え切れないほど居る言語だ。その学びやすさは歴史の比ではない。
そう思えるのも、歴史ゲームから歴史そのものに触れた経験があるからだ。
全ての趣味は自分の全てに通ずる。
私にとってのゲームライフは、そういう類のものだった。